日本大好きオヤジのとほほ記事

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黒帯昇段試験にて

先日(10/17)、空手の昇段試験を受けました。
試験会場は本部近くの体育館で行ったため、しっかり強者を準備してくれました。(泣)

試験は「10人組手」構成は緑帯2黒帯8で黒帯の半分は道場長クラス、緑帯も選手クラスでした。
最初に連続で緑ですがスピードは私の3倍、パワーもテクもかなり強く、年齢も20代
「流石!選手クラス」と思いつつ、組手をしました。
始まったばかりなのに楽しくて、体力の消耗を考えずに組手を楽しんでしまいました。

次に黒帯・・・・この彼がかなり強い大学生の選手クラス
スピードは3倍、パワーも2倍どう見ても勝てそうにないorz

ここを何とか乗切りったものの、完全に心を折られてしまった。
(どうもこの時、肋骨にヒビが入ったみたいです)

その後は、ヘロヘロのまま何とか最後までやり遂げ、何とか昇段できました。

この組手で「流石!黒帯」と感じたのは、スピードは遅くても決める技術がある!と言う事。
スピードも速く、後ろ回し蹴りなど多彩な技を使ってくる緑帯の選手クラスの2人は
試合ではきっと良い成績を残していると感じましたが、
動きが綺麗過ぎて、次の動きが読めてしまいます。

したがってほとんどダメージを受けることがありませんでした。

それに比べてマスタークラスは技のスピードが遅いので、最初の技は受けているのですが・・・不意に急所を決められてしまいます。
流石!黒帯だと感心するところです。

昇段試験で大きな収穫がたくさんありました。
試合出場と異なり相手の動きを冷静に見ることができたためだと思います。

また体力的にギリギリな状態で「心」が折れて、考えたのが「ガス切れ状態での戦い方」です。

相手は体力は充実していて、自分はギリギリと言う状態での戦い
また圧倒的に技術、体力に差がある相手と戦うとき

どちらも「不利」な状態で、どのように凌いで、反撃するのか?
このことはまだ、試行錯誤が必要ですが今回の試験で何か掴めた気がしました。

年齢を経ても「アスリート」であり続けたい私にとって大きな収穫があった昇段試験でした。